アーマード・コアの初代3部作は?簡単に言うと、1997年から1999年にかけてPlayStationで発売された以下の3作品を指します。
- 『ARMORED CORE(アーマード・コア)』(1997年7月10日発売)
- 『ARMORED CORE PROJECT PHANTASMA(プロジェクトファンタズマ)』(1997年12月4日発売)
- 『ARMORED CORE MASTER OF ARENA(マスターオブアリーナ)』(1999年2月4日発売)
これらは「PS三部作」や「初代三部作」とも呼ばれ、シリーズの原点として今なお高い評価を受けています。
1. 初代3部作の特徴と魅力
シリーズの基礎を築いた作品群
初代『アーマード・コア』は、フロム・ソフトウェアとメカニックデザイナーの河森正治氏がタッグを組み、プレイヤーが自由にカスタマイズできるロボット「アーマード・コア」を操る3Dアクションゲームとして誕生しました。荒廃した地球を舞台に、企業間の抗争に巻き込まれた傭兵「レイヴン」として戦います。
ゲームシステムの完成度
- カスタマイズパーツの種類は初期ながら豊富で、武器や脚部、コアなどを自由に組み合わせ可能。
- 戦闘は高度な操作と戦略が求められ、プレイヤーの腕が勝敗を大きく左右。
- 小ジャンプ移動やブースト回避など、後のシリーズにも受け継がれるテクニックが確立。
グラフィックと世界観
- 当時の技術水準としてはシンプルながらも、暗く荒廃した世界観と夕日が映えるステージが印象的。
- 企業間の抗争や地下都市の設定など、ディストピア的なストーリーが魅力。
2. 各作品の概要
タイトル | 発売日 | 特徴 |
---|---|---|
ARMORED CORE | 1997年7月10日 | シリーズ第1作。基礎システムの確立。 |
PROJECT PHANTASMA | 1997年12月4日 | 新パーツやミッション追加。難易度調整。 |
MASTER OF ARENA | 1999年2月4日 | アリーナモード強化。対戦要素充実。 |
3. 初代3部作の影響と評価
- 後のシリーズ作品の土台となり、ファンからは「原点」として愛され続けている。
- 操作の難しさやカスタマイズの奥深さが、メカアクションゲームの金字塔として評価。
- 2025年3月にはPlayStation Plusクラシックスカタログに追加され、再び注目を集めている。
まとめ
アーマード・コアの初代3部作は、『ARMORED CORE』『PROJECT PHANTASMA』『MASTER OF ARENA』の3作品で構成され、1997年から1999年にかけてPlayStationで発売されました。これらはシリーズの基礎を築き、独特の世界観と高度なカスタマイズ性、緊張感あふれる戦闘で多くのファンを魅了し続けています。今なおメカアクションゲームの金字塔として語り継がれる名作群です。